毎日、仕事や家事などで忙しく過ごしていると、ストレスが溜まり、体調を崩してしまうこともありますよね。
そんな時は、呼吸法を行うと自律神経の働きが整い、心身ともにリラックスできてストレス改善にも繋がります。
今回は、呼吸法の効果や、評判や口コミを含めて紹介します。
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呼吸法の効果|自律神経やリラックス・ストレス改善にも役立つ!
呼吸法にはリラックス効果があり、ストレス改善にも役に立つと言われています。
それに大きく関係しているのが、自律神経の働きです。
自律神経には、内臓の働きや体温調節など全身の機能を調節する役割があります。
自律神経には異なる働きのものが二種類あり、それが「交感神経」と「副交感神経」です。
交感神経は、活動している時に活性化して全身を緊張させる働きがあり、副交感神経は、安静にしている時に活性化して全身をリラックスさせる働きがあります。
通常は、この二つがバランスよく切り替わり、心身の状態を健やかに保っているのです。
ところが、ストレスが強い状態が続くと、交感神経ばかりが優位な状態が続いてしまいます。
そうなると、頭痛、身体のコリ、食欲不振、不眠などの体の不調だけでなく、心も疲弊してしまうでしょう。
そこで、意識的にリラックスすることが大切になります。
そのために、呼吸法を取り入れるのはとても有効で、中でも腹式呼吸はおすすめです。
その理由は、お腹で支えながら行う呼吸のため他のところに負荷がかからないのと、胸式呼吸に比べて深い呼吸ができるためです。
緊張やストレスを感じている時は呼吸が浅くなり、そのままで過ごすと交感神経が優位な状態が続くことになってしまいます。
意識して深く息を吐くことで、副交感神経の働きを高めることができるのです。
腹式呼吸のやり方
それでは、簡単に腹式呼吸のやり方を説明します。
やり方はとっても簡単。
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肩の力を抜く
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丹田を意識する
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鼻から息を吸う
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口から息をゆっくり吐く
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繰り返す
と方法です。
では詳しく説明します。
1.肩の力を抜く
まずは、肩の力を抜きます。
力の抜き方が分からない人は、肩を一度ぎゅっと上に上げて、ため息をつきながらストンと下ろすと力が抜けますよ
2.丹田を意識する
おへそから指三本分下に「丹田(たんでん)」と呼ばれる場所があります。
そこを中心にした袋がお腹の中にあるとイメージします。
3.鼻から息を吸う
鼻から息を吸います。
この時、息を吸うのにつれて袋が大きく膨らむイメージをしましょう。
4.口から息をゆっくり吐く
吐くときは、口を少しだけ開けて、口からゆっくりと吐き出します。
この時、息を吐くにつれて袋がしぼむイメージをしましょう。
5.繰り返す
ゆっくりと呼吸を繰り返します。
行う時は、寝転んだ状態、座った状態、立った状態、どれでも構いません。
ただし、体のどちらかに重心をかけたりせずに、まっすぐの姿勢で行いましょう。
また、立つよりは座って、座ってよりは寝転がっての方が、体を支えるための筋力を使わないため、より力を抜いて呼吸に集中することができますよ。
腹式呼吸をする時間がない場合は、ため息をつくのも有効な方法の一つです。
「ため息をつくと幸福が逃げる」とよく言いますが、ため息は、ストレスや緊張で呼吸が浅くなった時に、リラックスするために体が意識とは関係なく行う動きで、それ自体は悪いものではありません。
ため息をついてしまった時は、「また呼吸が浅くなっているな」と自覚して、深い呼吸を意識しましょう。
呼吸法の効果を実感している人はいる?評判や口コミを調査!
実際に呼吸法の効果を実感している人はいるのか気になりますよね。
呼吸を意識して行った人がどんな効果を感じているのか、評判や口コミを調べてみました。
更年期の不調も、呼吸を意識して整えることが大切のようです。
呼吸と精神面のつながりを感じている人もいますね。
Q.
腹式呼吸について質問します。
文字通りおなかがパンパンになるまで鼻から息を吸い、文字通りおなかと背中がくっつく寸前まで口から息を吐く…。これを繰り返しながら血圧を測ると、上下とも20~30mmHg程度下がることに気付きました。これは偶然でしょうか?偶然でないとしたらなぜでしょうか?
A.
腹式呼吸で血圧が下がるのは、交感神経に関係しています。
交感神経が緊張すると血圧は上がり、緩むと下がります。腹式呼吸がなぜ血圧を下げるか?
交感神経の緊張をほぐす効果があり、緊張がほぐれると血圧が下がり、
緊張すると血圧が上がります。腹式呼吸を行なうと呼吸をつかさどる神経の緊張がやわらぎ、
近くにある交感神経の緊張もほぐれるため、血圧が下がります。引用元:Yahoo知恵袋
なんと、血圧への効果を感じている人もいます!
いずれにしろ、自律神経が関係しているのですね。
まとめ
呼吸法を取り入れることで自律神経の働きのバランスがとれ、心身ともに不調を和らげることができます。
簡単に場所を選ばずにできることなので、ぜひ気軽に生活に取り入れてみましょう。