ブサイクな動物ランキング!意外とブサカワ?世界一はどんな生き物か紹介!

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テレビやSNS等では、たまに変な生き物や危険な動物が話題になることがあります。

そんな生き物の中には、「どう見てもブサイクにしか見えない…」というものもいますよね。

「ブサカワ」というワードもあるくらいですので、人間はもしかしたらブサイクな生き物に惹かれてしまうものなのかも?(笑)

そこで今回は、イギリスの『醜い生き物保護協会(Ugly Animal Preservation Society)』が発表した『ブサイクな生き物ランキング』より、トップ5に見事輝いた(?)生き物たちをご紹介します。

もしかしたら、「意外とかわいい!」となるかも…しれません。

ブサイク生き物ランキング ベスト1

ブサイク生き物ランキング ベスト1

ブサイクな生き物ランキングベスト1に輝いたのは、ブロブフィッシュという深海魚です。

2013年に「世界一醜い生き物」に選ばれたことで人気が急上昇し、歌やぬいぐるみが作られたり、アニメのキャラクターになったりもしました。

ブロブフィッシュとは

オーストラリア沖の600~1200メートルに棲む深海魚。体長は30センチメートルほどで、丸い胴体と尾びれに向かって細くなるオタマジャクシのような形が特徴。

への字になった口と大きく垂れ下がった鼻は、どこか人間のようなイメージも感じさせますね…。

しかし、ブロブフィッシュのこの特徴的な外見には理由があります。

CHECK

ブロブフィッシュには硬い皮膚や筋肉がなく、深海の水圧の力で形状を保っています。そのため深海から海面に引き上げられると、水圧の急激な変化によって体がぐにゃっとつぶれてしまうのだとか。

深海では、このような姿をしているそうです。

ブサイク生き物ランキング ベスト1

この姿だと、わりと普通の魚に見えますね

日本名は「ニュウドウカジカ」と言い、顔付近に生えたヒゲが入道(仏門に入った高貴な人を指す)を連想させることから名づけられました。

オホーツク海や東北の日本海沿岸でたまに揚がることがあり、唐揚げや煮つけなどで食べられるようです。

ブサイク生き物ランキング ベスト2

ブサイク生き物ランキング ベスト2

ブサイクな生き物ランキングベスト2は、フクロウオウム(カカポ)です。

フクロウオウムとは

ニュージーランド固有の夜行性のオウム。オウムの中でも体重が重く、世界で唯一の「飛べないオウム」として知られている。

実はフクロウオウムは絶滅の危機にある生き物で、現在確認されている個体は百数十羽しかいません。

それぞれの個体に名前がつけられ、ニュージーランド国内では手厚く保護されています。

筆者としてはそれほどブサイクではないかなと感じました。ファンタジーに出てきそうな可愛い鳥ですよね

ブサイク生き物ランキング ベスト2

でも正面から見ると、たしかに顔がちょっとブサイクかもしれませんね。

ブサイク生き物ランキング ベスト3

ブサイク生き物ランキング ベスト3

ブサイクな生き物ランキングベスト3は、ウーパールーパー(メキシコサンショウウオ)です。

「ウーパールーパー」という名称をご存じの方も多いと思いますが、これは日本での俗称です。正式名称としては「メキシコサンショウウオ」「メキシコサラマンダー」などが用いられます。

日本では1980年代の珍獣ブームのときに日清のカップ焼きそば「日清焼きそばU.F.O.」のCMキャラクターとして用いられ、「ウーパールーパー」の商標で登録されました。

野生の個体は黒っぽい色をしていて、薄ピンク色のかわいらしいイメージとはだいぶ違いますね。

ブサイク生き物ランキング ベスト3

ウーパールーパーはその驚異的な再生能力で、四肢だけでなく脊髄や心臓も再生できることから、再生医療分野での研究でも注目されています。

ブサイク生き物ランキング ベスト4

ブサイク生き物ランキング ベスト4

ブサイクな生き物ランキングベスト4は、チチカカミズガエルです。

大きな目が特徴的で、なんだか愛嬌のある顔をしていますね

チチカカミズガエルとは

ペルーとボリビアにまたがるチチカカ湖に生息する両生類。体長は10~15センチメートルほどだが、最大で50センチメートルほどに成長することもある。皮膚呼吸ができるため、水面にはほとんど出てこない。

現在は、人間による捕獲や水質汚染などが原因で絶滅の危機に瀕しています。

ブサイク生き物ランキング ベスト4

皮膚がジャバラのように伸びることから、「チチカカ陰嚢」と呼ばれることもあるのだとか。

最初はジョークとして始まったそうですが、1800年代後半からずっと陰嚢呼ばわりされているみたいです…。

しかし、皮膚がこのようにブヨブヨしているのは皮膚呼吸の効率を上げるためだそうです。

ブサイク生き物ランキング ベスト5

ブサイク生き物ランキング ベスト5

ブサイクな生き物ランキングベスト5は、テングザルです。

動物の楽園と呼ばれるボルネオ島(インドネシア、ブルネイ、マレーシア)にしかいない固有種です。

テングザルとは

マングローブ林や湿地林などに、群れをつくって生息している。指の間に水かきがあり、泳ぎがうまいことが特徴。水中で20メートル近く泳いだ例も確認されている。

森林伐採や農地開発などの影響で生息数が激減しており、ワシントン条約の附属書Ⅰに掲載され保護活動が行われています。

生息地では狩猟や捕獲が禁止されていますが、管理が行き届かず徹底されていないという実情もあるようです。

日本では、神奈川県横浜市にある動物園「ズーラシア」で見ることができます。

おとなのオスは大きな鼻が特徴的ですが、何のために大きいのかはよく分かっていません。

大きな鼻は、メスに対するアピールなのではないかとも考えられています

まとめ

今回は、イギリスのイギリスの『醜い生き物保護協会(Ugly Animal Preservation Society)』が発表した『ブサイクな生き物ランキング』より、見事トップ5に輝いた生き物たちをご紹介しました。

「たしかにブサイク」と思った方も、「ちょっとかわいいかも」と感じた方もいるのではないでしょうか。

今回紹介した生き物たちは、絶滅の危機に瀕している種が多いことに気づいた方もいるのではないかと思います。

可愛い生き物や動物は自然と注目されますが、見た目の醜い生き物はなかなか知られる機会がありません。

そういった「絶滅の危機に瀕している見た目の醜い生き物たち」を広く知ってもらうために、『ブサイクな生き物ランキング』が作られたと言われています。

日本の水族館や動物園で見られる生き物もいますので、気になった方はぜひ足を運んでみてくださいね。

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