最近、ゲノムという言葉をよく聞きませんか?
ゲノムって遺伝子の事だよね!
子どもが産まれて遺伝子検査、だとか、あ、遺伝子って英語でDNAっていうでしょう?
って、全然違うんです!
私は調べるまでそんな認識でした。
今回は、ゲノムとは何か解説を試みたいと思います!
それも簡単にわかりやすく!
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ゲノムとは?
ゲノムという言葉はドイツ語からきています。
『遺伝子』という意味のgene、『染色体』という意味のchromosome、2つを合成した言葉です。
genome、ジーノームと言う時もあります。
人のゲノムをずばりヒトゲノムと言います。
ヒトゲノムは14年前に解読されました。
現在、がん治療や認知症治療の為に、ゲノム医療が使われ始めています。
ゲノムとは何か簡単に分かりやすく解説
ゲノムとは何か?
簡単に分かりやすく解説する為に、ちょこっと勉強してみました。
古典遺伝子学における『ゲノム』は、その生物が生きていくために必要不可欠な遺伝子情報の収められた、染色体の1セットを指します。
単細胞生物や、ウイルスなど細胞を持たない生物の時は、DNA上のすべての遺伝子情報の事を指します。
すべての生物を統一して扱おうとする分子生物学における『ゲノム』は、簡単に説明すると生物の持つ遺伝子情報全体の事を指します。
と、簡単に解説しても何のこっちゃですよね。
ゲノムをわかりやすくするために、染色体・DNA・遺伝子について解説します。
染色体とは
この辺りは理科の授業を思い出しますね。
XとかYとか、血液型のあれです。
染色体というのは、細胞の核の中にあります。
染色液で良く染まるので染色体と呼ばれます。
DNAとは
デオキシリボ核酸というのが正式名称です。
英語にした頭文字をとってDNAと言います。
ヒストンというタンパク質に巻き付いて収納されています。
DNAは二重のらせん構造になっており、4種類の塩基物質で出来ています。
わかりやすくいうと文字のようなものです。
塩基という物質を文字代わりに使って、3万種類のたんぱく質の作り方が記録されているのです。
遺伝子とは
遺伝子は染色体の中のDNAの中の、たんぱく質の設計図が書かれた部分です。
ヒトなどの多細胞生物のDNAの中で、遺伝子の情報は1.5%程度なのだそうです。
他の部分は遺伝子情報以外の、DNAの働きを制御する為の情報です。
これから解明されていくであろう部分ですね。
ゲノムとは
DNAという物質の中に収められている、遺伝情報の全体。
たんぱく質を作る以外の、制御の部分も生物が生きるのに必要不可欠な情報です。
簡単に例えると、染色体という本に、DNAというインクで書かれた、全てのページの内容がゲノムという事になります。
その中にタンパク質のレシピが書かれた遺伝子というページがあるというわけです。
核は本棚、それが集まった生物は図書館ですかね?
DNAは物質!
情報がゲノムです。
まとめ
さて、ゲノムについて上手く解説出来ていたでしょうか。
解読している研究者ってどれだけ頭が良いんでしょうね。
DNAとDHAすらたまに間違ってしまったりしませんか?
DHAはドコサヘキサエン酸、青魚に含まれる血液サラサラ成分の事ですよ。
昔は、DHAを摂ると頭が良くなるとも言いましたよね~、最近は嘘か本当かわからないらしいですが…。
たまに自販機で見かける力水が大好きで、良く飲んでいました!
効果は微妙ですね!
ゲノムが解析されて分かった事ですが、頭の良し悪しは、遺伝子では決まらないそうです。
怒りっぽいとか好奇心が強いといった、『気質』は遺伝するそうですよ。
ダイエットについてても遺伝子が原因している場合があります。
ゲノムが活用される世の中になったら、理想のゲノムの相手を探して婚活!なんて事もあるかもですね☆