2019年7月19日に映画「天気の子」が公開されました。
そんな「天気の子」の主人公が森嶋帆高(もりしまほだか)です。
作品ともに、「帆高」という名前も注目を集めています。
今回は、その「帆高」という名前の読み方や由来・意味、「帆高はキラキラネームなのか」について紹介します。
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帆高の読み方
「帆高」の読み方ですが、「ほだか」のほかに、「ほたか」と読むこともあるようです。
「た」の音が濁るか濁らないかで、印象が少し変わりますね。
けれども、どちらも一本芯の通ったような凛とした印象を与えられます。
帆高の名付けの由来・意味を紹介!
「帆高」の由来や意味について見ていきましょう。
それぞれの漢字にしっかりと意味があるようです。
帆の名付けの由来・意味
「帆」は、6画の漢字で、順風満帆の「帆」ですね。
由来としては、「凡」は船の「ほ」の形から、「巾」は布を表しているところから来ていると言われています。
船の「木」や、風をはらんで船を進めるもの、「ほ」を上げて走らせる、といった意味があるようです。
確かに、見た目の印象も船や海を思い起こさせて、爽やかな印象を受ける字ですよね!
高の名付けの由来・意味
「高」は、10画の漢字です。
由来としては、台地に建てた高い建物を表しているところからきています。
たかい、たかさ、たかめる、たかまる、位・程度・人柄・腕前などが優れている。
尊ぶ、相手への敬意を表す、などの意味があるようです。
それらの意味から「帆高」という名前は、爽やかで活発な人になってほしい、前向きに誇り高く、順風満帆な人生を送ってほしいという願いを込めて、名付けられることが多いでしょう。
「天気の子」の帆高は、家出をして東京にやってきますが、そういった名前も彼の出生や現在、そしてこれからをどのように象徴しているのか気になりますね!
帆高はキラキラネーム?
気になる「帆高」はキラキラネームなのかですが、そうではないと言えるでしょう。
多くはないかもしれませんが、一般的に耳にすることのある名前です。
きれいな響きと漢字なので、同級生などに「帆高くん」がいたことがある人たちにも印象に残りやすいようです。
ちなみに、同じ「ほだか」という読み方でも、「穂高」という漢字を当てる場合もあります。
こちらの理由としては、長野県と岐阜県にあり日本百名山や新日本百名山に選ばれている穂高岳(ほたかだけ)という山の名前からとっているようです。
また、「稲穂のように実り多き人生であれ」という願いを込めている場合もあります。
いずれにせよ、海や山、陸の自然のように豊かで大らかな男の人になりそうな印象を与えてくれますね。
「天気の子」の作品中の帆高も、名前のように大きく成長し、前を向くことができるのか楽しみです!
そしてここからは余談ですが、なんと少数ながら、「帆高」という苗字の人もいるようです。
神奈川県や大分県、福岡県、山口県に見られる苗字だそうですよ。
どこも海がきれいな土地なので、ご先祖様が海や船にまつわるお仕事か何かをしていたのかなあと想像が膨らみます。
「帆高」は、漢字の爽やかな印象と同じく、帆を張った船がぐんぐん大海原を進むような前向きな意味が込められた名前です。
この名前の意味も、帆高というキャラクターに込められたメッセージなのかもしれませんね。
名前の意味を頭の片隅においた上で作品を鑑賞すると、また違う楽しみ方ができるかもしれません。
その解釈が正解か不正解かに関わらず、あれこれ想像することは楽しいものです。
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最後までご覧いただき、ありがとうございました。