煎り酒とは何?使い方や作り方!おすすめの通販を紹介!

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お気に入りの調味料は何ですか?

私はポン酢ですね~!

 

お鍋にもポン酢。

炒め物にもポン酢。

ハンバーグやステーキにもポン酢。

 

味も好きなんですけど、さっぱりだからです。

大人になると濃い味付けは胃がもたれる!

でも同じ味付けが続くと飽きますよね。

 

1月23日にNHK『あさイチ/スゴ技Q』で、紹介されていたのが煎り酒

煎り酒とは何でしょうか?

万能調味料・煎り酒の使い方や作り方、おすすめの通販などを紹介します!

煎り酒とは何?

煎り酒(いりざけ)とは、日本酒に梅干しと鰹節を入れて煮詰めたもの。

 

醤油が普及する江戸時代中期までは、庶民に広く使われていました。

室町時代から作られていたと見られています。

日本最古のレシピ本『料理物語』によると、

「熬酒は鰹一升に梅干十五乃至二十、古酒二升、水少々、溜り少々を入れて一升に煎じ、漉し冷してよし、また酒二升、水一升入れて二升に煎じ使ふ人もある。」

他にも「中国(清)にはこんなものはない」

と記述されている養生書があり、日本独自の食文化だと考えられています。

 

醤油は大阪などでは早くから使われていましたが、初期の江戸では3~4倍の値段だったそうです。

中期になると江戸で醤油の生産が開始されたので、味が強く保存期間が長い醤油が手に入りやすくなり、煎り酒は万能調味料の座を取って代わられてしまいました。

 

しかし近年になってから、スローフードや減塩の観点から煎り酒が見直され、テレビなどで特集されるようになりました。

 

ブームの始まりは、14年前あたり。やはり銀座・三河屋さんからでしょうか?

江戸時代から続く和装小物の老舗でしたが、2003年に江戸開府400年を記念して、江戸スローフードのお店に業態転換しました。

 

開店の主力商品の1つが、煎り酒。

煎り酒を使ったレシピなどが、じわじわ人気を広めてきています。

煎り酒の作り方

煎り酒の作り方は、簡単です。

一番シンプルな材料は、日本酒、梅、かつお節

 

  • 日本酒…900ml
  • 梅干し…8粒
  • かつお節…30g

 

これで500mlの煎り酒が作れます。

冷蔵庫で2週間保存が出来るそうです。

 

昆布を加えてちょっと少な目に作ってみました。

料理用ではない日本酒200mlに濡れ布巾で拭いた20cmほどの昆布を入れて冷蔵庫で5~6時間置きます。

我が家は誰もお酒を飲みませんが、頂物の大吟醸が残っていたのでそれを使いました。

梅干しは塩だけを使ったしょっぱい梅干しを使います。

10%~22%くらいのレシピが多いです。

22%の南高梅でしたが、減塩したいので水につけました。

昆布を入れた日本酒を、

沸騰寸前になったら弱火にして煮ます。

昆布を取り出したら、

種を取って潰した梅干しと2/3量かつお節を入れて

半分の量になるまで弱火で煮ます。

出来たら沸騰させて、残りのかつお節を入れます。

 

冷ましたらザルで濾します。

これで煎り酒の出来上がりです。

 

作り方は簡単ですが純米酒を使ったり、梅干しではなく梅酢を使ったり、荒削りのかつお節にこだわるレシピもあります。

昔は家庭それぞれ自慢の煎り酒の作り方があったんでしょうね。

煎り酒の使い方

煎り酒の使い方ですが、万能調味料という事ですから、醤油や麺つゆの代わりと思っていいようです。

 

  • 白身魚やいかの刺身をつけて食べたる
  • 餃子
  • 卵かけごはん
  • 豆腐
  • 納豆のタレ

などとしても良く合います。

 

夏の煎り酒の使い方は

  • うどん
  • そうめん

にもオススメです。

 

煎り酒をパスタに?

こんな煎り酒の使い方もあるんですね!

 

野菜に煎り酒をそのままかけてドレッシングとしての使い方も。

 

昨日は、鱈と豆腐の小鍋につけて。

家族は「ポン酢?」と味オンチ(´・ω・`)

 

今日は豚肉と玉ねぎを煎り酒で炒めてみましたが、すごくあっさりした生姜焼きみたいになってとても美味しかったですよ(o´艸`)

煎り酒の使い方は多様にあるので何にでも試してみてください♪

煎り酒の口コミや評判

煎り酒の口コミや評判を見ていると「これ美味しいよ!」と、人に贈るくらい評判が良いようです。

 

煎り酒は江戸料理の小説や漫画にも登場しています。

何かで煎り酒を知った人がおすすめして、またその人が他の人におすすめして、口コミで評判が広がっていたんですね。

 

が、先日の『あさイチ/スゴ技Q』で一気に流行の兆しに。

煎り酒の作り方が紹介されたので、作ってみた人が多いようです。

煎り酒のおすすめの通販

家で簡単に作れる煎り酒ですが、シンプルだからこそプロの味が気になります。

あと、それでも作るのがめんどくさい時もありますし笑

 

成城石井やカルディなどには置いてあるようですが、

近所には無いという方にも通販のおすすめをご紹介。

銀座・三河屋 煎酒

江戸料理の第一人者・福田浩氏監修の元、復刻したと言う煎り酒。

煎り酒を楽しむには一番おすすめです。

 

”日本が誇るべきすぐれた地方産品”The Wonder 500に選ばれました。

メーカーの通販でも、Amazonでも買えます。

茅野舎 煎り酒

お値段がリーズナブルですが、口コミを見ていると味は薄めのようですね。

茅乃舎はだし屋さんなので、出汁の味が強いみたいです。

 

お刺身などより料理の下味に使えそうです。

Amazonでも売っていますが、少し高いです。

楽天や久原本家HPの通販で買うのがおすすめです。

真澄 煎り酒

通販出来る、日本酒の蔵元の煎り酒。

300mlで1080円の高級品です。

 

干し椎茸の出汁も入っています。

同じ様なラベルで丸高という味噌メーカーからも、真澄を使った煎り酒が発売されています。

通販で購入出来る煎り酒は様々な種類がありますが、まずは試してみるのがおすすめです。

自分の好みの煎り酒を見つけられると良いですね♪

まとめ

イカの天ぷらにつけたんですけど、美味しすぎていくらでも食べられる!

醤油から煎り酒に切り替えると減塩になりますし、梅の酸味、かつお節などのうま味で物足りない味付けにならずにすみます。

暑い夏には夏バテ対策に使えるそうです☆

 

日本が誇るご先祖の知恵、上手く使っていきたいですね(≧▽≦)

最後までありがとうございました。

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