最近は様々な不祥事が多いですね。
特に相撲では、日馬富士が不祥事の事件を起こし、大きな問題を起こしています。
そこでよく出てくる言葉が譴責処分(けん責処分)。
譴責処分とは一体何でしょうか?
大相撲・相撲協会で話題になっていますが、分かりやすく解説していました。
タップして好きな所から読む
譴責処分とは何?分かりやすく解説
では譴責処分とは一体なんでしょうか?
まずは読み方がから。
譴責処分とはけんせきしょぶんと読みます。
譴責の意味は
譴責(けんせき)とは、規則に反した者や信用失墜行為を行った者などに対し、始末書を書かせて提出させ、戒めること。官吏に対する一番緩い叱責であり、法令上では戒告として扱われる。
と表現されています。
つまり、譴責処分(けん責処分)とは、属している企業やグループ、コミュニティなどで規則・義務違反、信用失墜などを行なったものに対し、注意や警告、報告などを行い、始末書や顛末書を書かせます。
譴責処分とは何かを分かりやすく、簡単に説明すると
違反や信用を無くした者に対して、注意をして反省文を書かせる
ということです。
ひとえに、譴責処分(けん責処分)と言っても、企業やグループ、コミュニティなどで行う内容が異なりますので、企業やグループ、コミュニティなど行うことを理解する必要があります。
大相撲・相撲協会の譴責処分とは
譴責処分(けん責処分)と言っても、企業やグループ、コミュニティなど行うことは異なると伝えましたが、大相撲・相撲協会では何を行うのでしょうか?
紹介させて頂きます。
今回話題になったのが第69代横綱の白鵬関に対して『譴責処分(けん責処分)』を行うということです。
それは、2017年11月26日の千秋楽で優勝した際に、インタビューでこのようなやりとりがありました。
――40回目の優勝おめでとうございます。
「どうもありがとうございます」。
――誰も到達していない40回目の優勝を果たしました。どう感じていますか?
「その前にこの場を借りて、場所中に水を差すようなこになってしまったことを全国の相撲ファンに力士代表としてお詫びいたしたいと思います」。「私は15歳で来日し、62キロの少年がここまでくるとは誰も思ってなかったと思います。そして、相撲の神様、この国の魂に認められたから この大台40回があるんじゃないかと思います。この土俵の横で誓います。場所後に真実を話し、膿を出し切って日馬富士関と貴ノ岩関が再びこの土俵に上げてあげたいなと思います」。
――今場所はどのように土俵に集中していった。
「本当に心と体に疲れました。一番一番やりとげました。温かい応援ありがとうございました」。
――優勝が決まってきょう千秋楽。仕切りの間にはにらみ合いもあった。今日どんな気持ちで臨んだ?
「豪栄道関がいままで以上に気合入っていましたので負けないようにと思ってやりました」。
――終盤は八角部屋の2人の力士も追いかけてきた。どう見ていたい?
「途中から同部屋の力士にやられるんじゃないかと思っていましたけど、本当によく頑張ったんじゃなかいと思います」。
――2場所休場がありながら、年間最多勝にも輝いた。
「3月と秋場所休場してケガもあり、今年は本当に自分を追い込み、いろんなことをやりました。その中もで断食に励んだり、ヨガをやったり自分を追い込んで、稽古はウソつかないなとあらためて思った1年であります」。
――どうしてそこまで追い込む。
「いや、やっぱり何と言っても私の父が64年東京五輪に来てますから、東京五輪まで頑張ろうと、そういう思いで頑張っております」。
――次の目標は
「パッと頭に浮かんでいるのは幕内1000勝というのを目標にして頑張っていきたいと思います」
――あと30勝ですね。
「あ、そうですか。頑張ります」
――それでは最後にファンの皆さんに一言お願いします。
この後は後援会の皆さんと、これから万歳すると思いますけど、この会場の皆さんで万歳三唱したいと思います 万歳 万歳 万歳
これが問題になっています。
この中の白鵬のどこに問題があったのかというと
- 場所中に真実を話し、膿を出し切る
- 日馬富士関と貴ノ岩関が再びこの土俵にあげたい
- 万歳三唱をお客さんに強要
という点です。
このことが問題なり、白鵬関が叩かれ、譴責処分になりました。
処分としては一番軽いものとなっており
[相撲協会の処分]
・除名
・解雇
・番付降下(親方衆は降格、降格できない場合は一定期間昇格見送り)
・出場停止
・給与手当減額(減俸)
・けん責
と上から重い順となります。
大相撲・相撲協会の譴責処分とは『厳重注意』で終わると言われています。
ちなみ大相撲・相撲協会の譴責処分を受けた白鵬関の万歳動画です。
https://www.youtube.com/watch?v=eAhR3z8cwg4
私からするとここまで問題になったのが分かりませんが、観客も結構歓迎している感じもします。
少し可愛いそうな気がしますが、譴責処分で終わってよかったです。
まとめ
譴責処分とは何か、大相撲・相撲協会を例に分かりやすく解説させて頂きました。
不本意ではありますが、大相撲・相撲は大変盛り上がっています。
私自身、そこまで相撲に興味はありませんが、観に行ってみたいと思いました。
ぜひ皆さんも予習をして、相撲を見に行かれてください!
最後までありがとうございました。