最近SNSを中心に「ポケモンスリープ」というアプリが話題になっていますが、楽しんでいますか?
スマートフォンを枕元に置いて寝るだけで、睡眠を測定できるアプリ。
各ポケモンの寝顔を集めて寝顔図鑑を完成させるのがゲームの目的となっている。
しかしアプリを利用しているユーザーからは「長時間の使用でバッテリー消費が気になる」「スマホが熱くなる」といった声が上がっているようです。
そこで今回は、ポケモンスリープ使用時のバッテリー消費、劣化問題について詳しく掘り下げ、対策について詳しく解説していきます。
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ポケモンスリープとは?
ポケモンスリープについてどんなアプリか再確認されてみてください。
ポケモンスリープについて
ポケモンスリープは、「朝起きるのが楽しみになる睡眠ゲームアプリ」として2023年7月20日に配信がスタートしました。
スマートフォンを枕元に置いて寝るだけで睡眠時間や睡眠の質を計測したり、さまざまなポケモンの寝顔を集めたりすることができます。
これまでにも睡眠をトラッキングするアプリは存在しましたが、ポケモンの世界観の中に睡眠を取り入れることによってゲームの一部に組み込むというのはとても画期的な取り組みだと思います。
ポケモンスリープの特徴
ポケモンスリープの主な機能は、次の通りです。
- 睡眠の計測と記録
- ポケモンの寝顔調査
- カビゴンを育てる
スマートフォンを枕元に置いて寝ると、睡眠が記録され「うとうと」「すやすや」「ぐっすり」の3パターンに分類されます。
すると同じような睡眠パターンを持つポケモンたちがカビゴンの周りに集まってくるので、寝顔を調査して「寝顔図鑑」を完成させましょう。
集まってきたポケモンは仲間にすることもできます!
仲間にしたポケモンが持ってきた木の実を食べてカビゴンが成長すると、「エナジー」が大きくなります。
ポケモンスリープ使用時のバッテリー問題
睡眠にポケモンの世界観を取り入れたことで人気になっている「ポケモンスリープ」ですが、スマートフォンのバッテリー消費や劣化、本体の発熱の問題などが報告されています。
バッテリー消費の実情
ポケモンスリープはユーザーの睡眠を計測するアプリのため、一晩中スマートフォンを起動した状態にしておく必要があります。
そのため、バッテリーの消費が非常に大きいことが問題視されているようです。
また、「ポケモンスリープを試してみたいけど、バッテリー消費が気になってダウンロードできない」といった声もありました。
たしかに、あまりにもバッテリー消費の激しいアプリは困りますね…
スマホのバッテリー劣化問題
ポケモンスリープの使用は、スマートフォンのバッテリー劣化を早める可能性があります。
ポケモンスリープはユーザーの睡眠を記録するアプリですが、充電器に挿したままの状態でアプリを使用している人も多いようです。
しかしこういった「ながら充電」や「フル充電状態での長時間使用」は、スマートフォンが高電圧にさらされるためバッテリーの劣化を早めてしまいます。
実際、「ポケモンスリープを使い始めてからバッテリーが劣化している」と感じている人も多いようです。
発熱問題とその原因
一部のユーザーからは、ポケモンスリープ使用時にスマートフォンが熱くなるという報告も上がっています。
これは、アプリが常にバックグラウンドで動いているため、スマートフォンのプロセッサが休まず動作し続けているためだと考えられます。
スマートフォンのプロセッサに負荷がかかりすぎると、「熱暴走」という状態になり様々なトラブルにつながります。
- 動作がフリーズする
- アプリが落ちる
- バッテリーの劣化・故障
- スマートフォン本体の発火・爆発
ポケモンスリープを使用することで、「熱暴走」状態に陥ってしまったユーザーも多いようです。
熱暴走でスマホの電源が落ちて、アラームが鳴らないのは一大事!
バッテリー問題の対策方法
続いて、ポケモンスリープ使用時のバッテリー消費や劣化の問題について、解決策をご紹介していきます。
効率的なバッテリー管理
バッテリー消費量を少しでも減らすためには、効率的なバッテリー管理が必要です。
- 使わない時間帯(就寝時以外)はアプリを閉じておく
- 低電力モードで使用する
- ゲーム品質を下げた状態で使用する
iPhoneに搭載されている「低電力モード」は、バッテリー残量が少なくなったときにバッテリーを節約するための設定方法です。
プロセッサの動作速度が遅くなったり、一部アプリの自動更新がオフになるといった制限がありますが、その分バッテリー消費を大幅に抑えることができます。
また、ポケモンスリープの設定画面からゲーム品質の変更も可能です。
画面の表示などが簡易的なものにはなりますが、バッテリー消費が気になる場合はあらかじめ設定を変えておくと良いでしょう。
実際、設定を変えたらバッテリーがあまり減らなくなった!という声も
発熱問題の解消
発熱問題を解消するためには、次のような対策が有効です。
- 画面をオフにしてバックグラウンドで使用する
- スマートフォンを布団の中や枕の下に入れない
- スマートフォン用の冷却装置を使用する
ポケモンスリープの公式ツイッターによると、画面をオフにした状態でも睡眠を計測することは可能とのことです。
また睡眠計測時、スマートフォンは枕元等の寝具の上に置くことが推奨されています。
設定を変えてもスマートフォンが熱くなる場合は、スマホ用の冷却グッズを使って物理的に冷やすという手もあります。
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ポケモンスリープを安全に楽しむためのヒント
続いて、ポケモンスリープを安全に楽しむためのヒントをいくつかご紹介します。
充電しながらの使用について
就寝時に充電しながらポケモンスリープを使用することは、過充電やバッテリー劣化を早めるリスクがあるため、なるべく避けた方が良いかもしれません。
しかし、寝るときにスマートフォンを充電する人が多いでしょうし、ゲームを楽しむためには一晩中アプリを起動しておく必要があります。
過充電にならないようにスマートフォンの設定を変更する等、うまくバランスを取ってゲームを楽しむことが大切です。
コンセントが近くにない人はモバイルバッテリーで充電しながら利用するのが良いでしょう。
\iPhone 14でも約2回も充電できる/
バッテリーセーフモードの活用
スマートフォンの発熱対策のところでも紹介しましたが、バッテリーセーフモードの活用もバッテリー劣化や発熱を防ぐために有効な手段です。
画面が自動でオフになるまでの時間が短くなる、アプリが自動更新されなくなる等の制限はありますが、バッテリー消費を大幅に抑えることができます。
ポケモンスリープを使用する際は、ぜひ「低電力モード」「バッテリーセーフモード」を活用してみてください。
まとめ
今回は、ポケモンスリープ使用時のバッテリー消費や劣化問題について、解決策をいくつかご紹介しました。
ポケモンスリープは「朝起きるのが楽しみになる睡眠ゲームアプリ」というコンセプトでリリースされ、ポケモンの寝顔を集めることができる等、楽しみながら睡眠を記録できるサービスです。
しかし一晩中アプリを起動しておく必要があるため、バッテリー消費量が大きい、バッテリーが劣化する、スマートフォンが発熱するといった問題も報告されています。
こういった問題を解消するためには、次のような対策が有効です。
- 低電力モード(バッテリーセーフモード)を活用する
- ゲーム品質を下げた状態で使用する
- 画面をオフにしてバックグラウンドで使用する
- スマートフォンを布団の中や枕の下に入れない
これらのヒントを参考に、スマートフォンを安全に保ちつつポケモンスリープを楽しんでいただければと思います。