ポーカーフェイスで激しいダンスを踊っているのが印象的なアイドルグループ欅坂46。
「二人セゾン」という曲のPVでは珍しく笑顔で踊っている楽しそうな彼女たちの姿が見られます。
この曲のタイトル「二人セゾン」ですが”セゾン”とは耳慣れない言葉ですよね。
今回は二人セゾンの意味と歌詞、センターで歌っている女の子、平手友梨奈さんのPVで我に帰る意味を調査してみました!
二人セゾンの意味
欅坂46のヒット曲「二人セゾン」
この聞きなれない「セゾン」の意味とは?
また「二人セゾン」になるとどんな意味になるのでしょうか?
「セゾン(saison)」はフランス語で「季節」を意味する単語で、英語のseason-シーズンに当たります。
この曲は歌詞に”恋をして”と出てくるように恋の歌なので、訳すると「二人季節」ということですね。
「二人の季節」なのか「二人は季節」なのかわかりませんが、次の項目で歌詞の意味を見ていきましょう。
二人セゾンの歌詞の意味
「セゾン」はフランス語で季節という意味でした。
今度は歌詞の意味を私なりに解説してみました。
二人セゾン 二人セゾン
春夏で恋をして
二人セゾン 二人セゾン
秋冬で去って行く
一緒に過ごした季節よ
後悔はしてないか?
二人セゾン【二人セゾン 歌詞引用】
ここまでだと、ある二人が出会って別れるまでの恋の歌とわかります。
二人「の」季節なのか二人「は」季節なのかまだわかりませんね。
誰かと話すのが面倒で
目を伏せて聞こえない振りしてた
君は突然 僕のイアホン外した
【二人セゾン 歌詞引用】
イアホンをして外界を閉ざして自分の世界にこもっていた「僕」を突如「君」が外の世界に連れ出した、という意味にも取れますね。
君はセゾン 君はセゾン
僕の前に現れて
君はセゾン 君はセゾン
日常を輝かせる
昨日と違った景色よ
生きるとは変わること
君はセゾン HA-
【二人セゾン 歌詞引用】
内に閉じこもっていた「僕」を鮮やかに変わりゆく季節のように日々を輝かせ、昨日とは違った景色を見せてくれる君に、生きる意味を教わった。
それは「生きるとは変わること」ということ。
そんな君はまさに僕にとって季節のような存在だ。
と言ったところでしょうか。
春夏秋冬 生まれ変われると
別れ際 君に教えられた
【二人セゾン 歌詞引用】
季節が巡るように一人立ち止まっていた僕さえも輝いて生まれ変われる。
そう君に教えられた。もう二人は別れてしまったのですね。
最後は
”二人セゾン HA-
僕もセゾン”
【二人セゾン 歌詞引用】
で終わります。
二人セゾンは二人が過ごした「二人の季節」であって、生まれ変わるようにめぐる季節の比喩として「二人は季節」だったのですね。
そして「僕もセゾン」とは君と別れた後の僕も君のように生まれ変わることをやめない季節のような存在になったよ
という意味ではないでしょうか。
二人セゾンの平手がPVで我に帰る意味
「セゾン」(季節)に深い意味があった二人セゾンの歌詞ですが、PVにも意味があるのでしょうか。
ここではPVでセンターの平出友梨奈さんが我に帰る意味を考えてみたいと思います。
二人セゾンのPVでは冒頭、平出友梨奈さんが光の中を笑顔で走っているシーンがあります。
時間軸としては、最初から、現在→過去→現在らしいのですが、
『最後のシーンは冒頭のシーンとは裏腹に暗い時間に平出さんが走っていて、突然橋の上で走るのをやめてこちらを意味ありげな表情で見つめる』
というところで終わります。
ここのシーンが意味深と話題になっているのですが、
- 橋の暗喩が「始まりと終わり」
- その暗い橋の途中で足を止めるということは、明るく光り差していた「二人セゾン」から「僕もセゾン」に変わろうとする一歩手前の不安、迷い
- 平出さんの意志の強い感じを受ける視線から、それでも進む意志。
を表しているのかなと思いました。
ここで一瞬立ち止まった平出さんは迷いや不安を振り切って再び走って、朝(光)に向かって橋を渡り終えるのだろうなとも感じました。
まとめ
歌詞の考察をしたのは初めてで、とても難しかったですが楽しかったです。
私は欅坂46ファンで、平出友梨奈さん推し!
あの激しいダンスが女の子と思えないくらいパワフルでかっこいいですよね。
中性的な雰囲気も大好きです。
二人セゾンでは、そんな平出さんの女の子らしい可愛い笑顔も見ることができ、2度おいしいです(笑)
ぜひPV見てみてくださいね。
ここには書いてない新しい発見があるかもしれません。
最後までお読みいただきありがとうございました!