2016年9月29日、ついに公表された全国学力学習状況調査の順位結果(ランキング)です!
今年は一体どの県が1位だったのでしょうか?
結果が良い都道府県を徹底分析してみました。
今学生の方も最近勉強していない方も、勉強したくなってくるかもしれませんよ。
もくじ
全国学力学習状況調査とは
2007年(19年度)から文部科学省が毎年実施しているテストで、一般に「全国学力テスト」と呼ばれています☆
全国学力学習状況調査の対象は全国の小学6年生と中学3年生で、毎年4月の第4火曜日に行なわれています。
参加校は全国の約3割にあたる学校がランダムで選ばれ、それ以外の学校も自主的に参加出来るといった方式を採用した年や、全校が参加対象になる年がありました。
ちなみに2016年(28年度)の全国学力学習状況調査は全校対象でした!
科目は国語と算数(数学)、そして何年かに1回理科があります。
国語と算数(数学)はそれぞれAとBがあり、Aは知識力を問う基礎問題、Bは応用問題となっています。
学力テストの他に、生活習慣や学習環境に関するアンケートもあります。
全国学力学習状況調査を実施する目的は、学力水準の維持向上、教育施策の成果と課題検証や改善です!
調査を受ける子供達は大変ですが、この調査が今後の教育に役立てられるのならいいですよね。
全国学力学習状況調査 2016年(28年度)を受けての感想
2016年(28年度)の全国学力学習状況調査を受けた感想は見つけることが出来ませんでした。
と思ったらツイッターにありましたのでいくつか紹介させて頂きます!
なんか皆「全国学力テスト難しかった(><)」って言ってるんだけどアレそんな難しかったか?
— 彩(●・ω・●)@受験生 (@AyaSskd) 2016年4月19日
今日の全国学力テストBの方すごく難しかった。
でも時間が余ったのはなんでだろう?— G党 (@mutu6112) 2015年4月21日
今日は全国学力テストの後に塾。疲れた
全国の六年生が同じ問題したんだよ🎵全国一緒にってなんだか凄いよね✨塾の成果がでたのか、簡単やった😁
明日も元気にがんばろ〜おやすみんみん🎑#ドリームガールズ#次号4/22発売#表紙みくちゃん pic.twitter.com/gh7yotRUkK
— ☆あのん♡トラコキッズ☆ (@anon0516k) 2016年4月19日
やっぱり意見は様々ですね!
でもやはり難しいと意見が多かったです!
簡単という意見にはびっくりましたが笑
子供達の声ではなく、この調査に関わる先生やその他教育関係の大人達の声もいくつか見つけましたが。
今回の全国学力学習状況調査を受けた感想は見つけられませんでしたが、それ以前の感想をいくつか見つけたのでご紹介します。
まずは普通に難しかったというもの。
やはり普段の学校のテストとは違い、全国の子供達の学力を調査することが目的なので、普段成績のいい人でも高得点を取るのは難しいようです。
特に応用問題でその傾向が高いようです!
他には一日中のテストで疲れたというものや、結果が楽しみというものもありました。
そして少し気になったのが、全国学力学習状況調査の為の対策授業があり、普通の授業が進まないという不満の声です。
対策に力を入れて評価を上げようとする。
これでは調査をする意味がありませんよね。
対策はほどほどでいいのではと思います。
全国学力学習状況調査 2016年(28年度) 順位結果(ランキング)
次にお待ちかねの全国学力学習状況調査2016年の順位結果です☆
順位ばかりを気にしても仕方がないのですが、ひとつの指標であることは間違いないので、どうしても気になりますよね。
全国学力学習状況調査2016年の参加率は小学生が99.5%、中学生が96.4%、両方を合わせて98.4%となっています。
2016年は熊本地震の影響で、熊本県、宮崎県、大分県の一部の学校が参加していません。
また、私立のいくつかの学校も参加していないようです。
公立の小学校と中学校の全国平均正答率は63.1%で、
全国学力学習状況調査 2016年(28年度) 順位結果(ランキング)はこちらです。
順位結果 トップ5
- 1位 福井県と石川県
- 3位 秋田県
- 4位 富山県
- 5位 愛媛県
と、このようになっています☆
ちなみにワーストはこのようになっています。
順位結果 ワースト5
- ワースト1位 沖縄県
- ワースト2位 大阪府
- ワースト3位 和歌山県
- ワースト4位 滋賀県
- ワースト5位 北海道
と続きます。
調べてみると、だいたい毎年上位の県、下位の県は同じようになっているみたいですね。
近年は少しずつ下位層の成績が平均に近づいてきているようです。
秋田、福井、石川県が高い正答率 全国学力テスト(16/09/29)
順位結果
小学校と中学校別々の順位結果はこちらです
全国学力学習状況調査 2016年(28年度)の結果が良い都道府県の分析
子供を持つ親であってもなくても、結果が良い県について、勉強法や生活習慣などが知りたくなりますよね。
そこでいつも全国学力学習状況調査上位の県である秋田県を分析してみました!
秋田県では塾に通う子供はその他の県に比べ少ないようです。
その代わりに多いのが家庭学習です!
これは宿題とは別物で、子供達が勉強したいものを自主的に学ぶものだそうです。
学校から家庭学習ノートというものを渡され、毎日何かを勉強するのに使って翌朝担任の先生に提出するんだとか。
宿題だけでも大変なのに、自主学習が当たり前にあるという秋田県、すごいですね。
そして秋田県の子供達は自主学習をきちんとこなしながら、それ以上に遊んだりするそうです。
効率の良い勉強法をすでに知っているんですね。
ちなみにこちらは家庭学習ノートに関する本です。
これを使って勉強スイッチが入いるようです。
小学生の時に毎日の勉強習慣を身につけるというのは素晴らしいことですね!
私もその当時にこれを知っていれば良かったのにと思います。
家庭学習ノートでの自主学習以外にも、早寝早起きやしっかりとした朝食なども学力向上の助けになっているようです。
ただ闇雲に勉強をしても成果はやはり出ません。
最近は遺伝子レベルで得意なことや不得意な事が分かるようになってきました。
テレビで話題【GIQ子ども能力遺伝子検査】が特集されています。
なかなか成果が出ない子は勉強をする方向性を間違っている可能性があります。
まずは無駄に勉強をしない為にも自宅で簡単にできるテレビで話題【GIQ子ども能力遺伝子検査】をおすすめします。
そして自然が豊かであくせくしない環境!
やはり子供の頃は都会より田舎がいいのでしょうか。
まとめ
2016年度全国学力学習状況調査の1位は福井県と石川県!
調査の為の対策授業という行きすぎたものは良くありませんが、この調査をきっかけに、上位の県を参考に、勉強に向かう姿勢が良くなればいいなと思います。
そしてこの調査の結果を活かして、今後の教育がより良くなることを願います。